Green bean to bar chocolate の マダガスカル福岡の一等地に出現した「グリーン ビーン トゥ バー チョコレート」
ファインチョコラバーなら誰もが知っているチョコレート鑑定家
クロエさんが携わっている本格派Bean to bar ショップの2店舗目です!
店内には、数種類のタブレット(板チョコ)やBean to barなお菓子達。
カフェも併設されているようなので、チョコ談義が盛り上がりそうです。
今回ご紹介するのはマダガスカル。
紙製のパッケージに包まれたスタイリッシュな板チョコです。
カカオ分70%、アンバンジャという表記も。
なんと!アケッソンズのカカオ豆を使用しているとのこと。
期待が高まりすぎて、食べる前から胸が踊ります。
厚みは7-8mm程度。食べ応えのある大きさ。
ひとつひとつの欠片がぷっくり浮き出た、可愛いデザインの板チョコです。
カシスジャムのような心地よい甘酸っぱさと、渋味。そこにホイップクリームが添えられたようなクリーミーでまろやかな旨味も。
パンプストリートにもアンバンジャの豆を使用したチョコがありましたが
かなり雰囲気が似ています。どちらも非常に美味しいです。
グリーンビーントゥバーの方がやや渋味が残っていて
やや大人っぽい、色気があります。

ローストしたカカオ豆の瓶詰めもあり、即決で購入。
アーモンドのように大きなもの
ピーナッツくらいの小さなもの
色も赤茶色から黒まで、明度もさまざまです。


焼いたチーズのように、香ばしく旨みの強いもの
ビールのような独特な苦味のあるもの
しゅわーっと来るような酸味の強いもの
シングルオリジン=「全部同じ形と色の豆」と想像されるかもしれませんが
実際にはさまざまなものが交じり合って1つの味を作り出しています。そういった意味では
その豆の配合次第で味や香りが変化する可能性もあります。
カカオとチョコレートの世界はまだまだ奥が深そうですね。
こちらの商品ラインナップを凝視する限り、仕入れている豆もかなり高品質なので
ちまちま通って全種類制覇したいです。
売り切れだったブラックセサミ入りのチョコも気になります。
カカオやチョコ好きな方は是非、足を運んでみて下さい♪
関連記事1 アケッソンズ クリオロ75%
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-393.html関連記事2 アケッソンズ クリオロ100%
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-494.html関連記事3 パンプストリート マダガスカル
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-567.htmlGreen bean to bar chocolate グリーン ビーン トゥ バー チョコレート
http://greenchocolate.jp/
- 2016/04/23(土) 05:13:21|
- Bean to Bar商品
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ベンチーニー の ニカラグア&ブラジル水色のパッケージと、金色をあしらったロゴが
印象的なチョコレートショップ、ベンチーニー。
シングルオリジンのビターな板チョコのみで勝負している
硬派なBean to barのお店です。
今回頂いたのは、ニカラグアとブラジル。
いずれもズッシリと食べ応えのある大ぶりで厚めの板です。
・ニカラグアかなり明るい赤茶色の板です。
ピリッと甘酸っぱいクランベリーの香りで、口の中がお祭り状態になります。プレーンヨーグルトのような酸味とミルキーさも。
朝食に食べたくなるような、リフレッシュできる一品です。
・ブラジル深みのある紫色がかった茶色の板。
前半はキレのある香ばしい苦味と、ほのかなレーズンの風味。
後半はレアチーズのような甘味と旨味。もうひと頑張りしたい時に食べると、元気が湧いてきそうな一品です。
カカオの香りと濃度はしっかり。
なおかつ、チョコレートとしての甘味はちょうど良く
綺麗にまとまった安定感のある味わい。
するする入ってくるので、食べ始めると止まりません!
こちらの店主のFacebookの投稿が面白く、いつもニヤニヤしながら見ています。
スタッフをはじめ関わっている人達への感謝の気持ちや
自分自身を奮い立たせるタフな精神力。
美味しいチョコレートを作りたいという強い願い。
少年のような、真っ直ぐで純粋な気持ちが、味にも現れている気がします。
本気が伝わるチョコレート。
京都散策の際は是非、お店を覗いてみて下さい♪
過去記事 Bean to bar チョコレート4種
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-533.htmlベンチーニー(お店の公式Facebook)
https://www.facebook.com/pages/Benciny/355211264636376?fref=nf
- 2016/04/18(月) 09:23:23|
- Bean to Bar商品
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ヴァローナ の オパリス製菓用チョコレート企業の王様、ヴァローナ。
高品質で多彩なクーベルチュールを製造し、研究開発にも余念がない
パーフェクトなブランドです。
今回ご紹介するのはオパリス。
神秘的な名前のホワイトチョコレートです。
アケッソンズのホワイトに感化されてお取り寄せしました。
驚くべきことにコチラ、色が純白!
ホワイトチョコレートは黄色がかった白(クリーム色)がほとんどですが、
オパリスは白鳥を連想させるような美しい白です。
さらさらと溶け、口の中で甘~いバニラの香る牛乳に変化します!甘さはクドくなく上品でお淑やか。
後味も軽やかで、一切クセのない綺麗な味わいです。
イヴォワール(35%)と比較すると
クリーミー(重め)なイヴォワールに対して
オパリスはミルキー(軽め)。
アケッソンズ(43%)と比較すると、その差は歴然。
どっしりと濃厚で風味の強いアケッソンズに対して
さっぱりとしたクリアな味わい。
まさに対極に位置しています。
ホワイトはどれも似たり寄ったり、大差ないのでは・・・?
という長年の疑念はアケッソンズのホワイトの出現で完全に晴れました。
同時に、ヴァローナの上質さ、ブレの無さも強く感じます。
同じ部類に属する商品の幅が広がれば、選ぶ楽しみ、比べる楽しみも広がります。
製造者が確かな技術と情熱で作ったチョコは
茶色でも白色でも幸せを運んでくれます。
色も味わいもひときわ輝く一品。
お菓子作りに、セレブな栄養補給に是非お試し下さい。
過去記事1 イニシアシオン・グランクリュ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-151.html過去記事2 ドメーヌ2012
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-203.html過去記事3 グアナラP125
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-284.html過去記事4 イヴォワール
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-305.html過去記事5 ジヴァラ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-306.html過去記事6 ブロンド
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-361.html過去記事7 ドメーヌ2013
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-368.html過去記事8 マカエ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-360.html過去記事9 グリュエドカカオ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-410.html過去記事10 ドメーヌ2014
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-486.html関連記事1 イタクジャ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-584.html関連記事2 ヴァローナ&カカオハンター チョコレート比較
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-499.htmlヴァローナ
http://www.valrhona.co.jp/
- 2016/04/11(月) 21:04:50|
- クーベルチュール商品
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ダリケー の チョコレートヒル京都の商店街の一角に店を構えるダリケー。
インドネシアカカオの存在感を物凄い勢いで高めている
アグレッシブなチョコレートショップです。
今回取り寄せたのは、新作チョコレートヒル。
フィリピンのボホール島に実際にあるエリアをモチーフにしたお菓子です!
丸い箱の中にはドーム型のチョコレートの塊が!

ほろ苦で、ワイルドなカカオの香りが口いっぱいに広がると同時に
ずっしり濃厚な旨味が溢れ出てきます。
食感は食べる温度によってだいぶ変わるので、とても楽しいです。
冷たいと、まるで生チョコ!
舌の温度でほろっと崩れて溶けます。
常温に戻すと、しっとりスフレ風
口の中でしゅわっと溶けます。
温めるとフォンダンショコラに!
とろとろ食感でカカオの風味も増します。

断面はこの通り。がっちり詰まってます!!
たっぷりカカオが堪能できる、ヤミツキおやつです!なにやらインドネシアが、ぐっと近い国に思えてきます。
コラボを含め、さまざまな商品を開発しているダリケー。
最近ではカカオ豆をマンゴーと共に発酵する実験も行っています。
インドネシアのカカオ豆を武器に、どこまで行き着けるのか。
既に予想を遥かに越えた事業をされていますが、
これからも消費者の常識を変えるようなアクションを起こすでしょう!(確信)
春からスタッフも増えたようで、ますます楽しみです。
通販で購入できる商品もかなり充実しているので
ダリケーが気になる!!という県外の方も是非、お試し下さい♪
過去記事1 ガトーショコラ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-169.html過去記事2 手作りキット
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-274.html過去記事3 カカオスティック
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-415.html過去記事4 ローストカカオ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-419.html過去記事5 神香
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-421.html過去記事6 This is Dari-K
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-471.html過去記事7 生チョコクリーム
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-477.html過去記事8 チョコトリュフ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-528.html過去記事9 コラボ商品いろいろ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-572.html過去記事10 カカオが香るフレッシュ・チョコレート
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-573.htmlDari-K ダリケー
http://www.dari-k.com/
- 2016/04/06(水) 08:27:30|
- Bean to Bar商品
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カカオハンター の トゥマコ ミルク53%コロンビアのチョコレートブランド「カカオハンター」
世界の品評会でも高い評価を得ている
小方さんの情熱が詰まった逸品が味わえます。
今回ご紹介するのはトゥマコのミルク。
カカオ分は53%で
ミルクチョコレートとしてはかなりハイカカオなチョコレートです。
(ミルク系クーベルチュールは30-40%の商品が主流)
ミックスジュースを生クリームで割ったような、濃厚ミルキーな味わい。ふくよかな旨味の中に、ほのかなフルーツ感が見え隠れする
可愛らしい一品です。

小方さんのセクシーなチョコにミルクは、本当に合うのだろうかと、
食べる前に脳内シミュレーションをしていつも疑問に思うのですが、
いざ食べてみると、凄くしっくり舌に馴染みます。
ミルクとフルーツがどちらも主張しながら、綺麗に絡み合っていく感じがクセになります。シングルオリジンでフルーツ感強めのミルクチョコレートも
いずれトレンドになる時が来るでしょう。
なぜなら、良いものであれば、とても美味しいからです!
最近ビーントゥバーがメディアでも話題になり、
豆から手作り=香りの生きるビターなチョコというイメージを強く持っている人も多いと思います。
ただ、豆によって香りが異なるなら、
同じだけミルクチョコレートにも可能性が開かれたということ。
砂糖を足すからこそ、カカオの風味が引き立つように
ミルクを足すからこそ、表現できる世界もあるはずです。真の意味でこだわるのであれば、ブランドや産地・品種などのラベリングではなく
原材料全体の質とバランスではないでしょうか。
パッケージには細かく記載されない豆自体の品質、材料の配合比、作業工程にこそ
製造者の知識・技術を含めた本質が集約されているような気もします。
そう考えると、小方さんがあえてミルク系を作る意図も見えてくる気がします。
良いものは形態を問わず美味しい!
ビターとはまた違った魅力が最大限に引き出された素晴らしい一品でした!
過去記事1 カカオ豆(シエラネバダ産)
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-438.html 過去記事2 カカオの学校(講座内容まとめ)
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-468.html 過去記事3 テイスティングクラス(講座内容まとめ)
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-466.html 過去記事4 ラボラトリーエディション#2
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-467.html 過去記事5 リブロ
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-497.html 過去記事6 トゥマコクーベルチュール
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-545.html 過去記事7 アラウカクーベルチュール
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-546.html過去記事8 シエラネバダクーベルチュール
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http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-588.html関連記事1 ヴァローナ&カカオハンター チョコレート比較
http://voyageurdechocolat.blog.fc2.com/blog-entry-499.htmlカカオハンター
https://www.facebook.com/CAFECACAO.CO/
- 2016/03/30(水) 06:04:33|
- Bean to Bar商品
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